映画と挿入歌
OK。次は映画編。
ただ、映画の場合は主題歌だと本編が完全に終了後のスタッフロールに流れる
といったケースが多いから挿入歌。
また、素晴らしいインストが多すぎるので、歌アリに限定させてもらう。
■ベルベットゴールドマイン
これを入れてしまうのは反則的ではあるが、
これほど手間のかかった挿入歌もないということで。
時代を代表する楽曲が豪華メンバーでカバーされている。
もちろん音楽に関する映画なので、必然的にその重要度は高い。
個人的に特に聴いて欲しいのは 2HB × VENUS IN FURS だ。
楽曲はRoxy Musicのものを、トム・ヨークを中心としたバンドがカバー。
トム以外のメンバーも、トムの盟友ジョニーはもちろんのこと、
バーナード・バトラー、デビッド・グレー、アンディ・マッケイと豪華。
もちろん話の中心のジョナサン・マイヤーズ、ユアン・マクレガーも熱い。
先日新曲と共に復活ライブが実施された YEN TOWN BANDは、
この映画の劇中バンドとして結成されたバンドだ。
半ばアンセム化しているスワロウテイルバタフライはもちろんのこと、
mama's alrightなども劇中で重要なウェイトを占めている。
また、同じ岩井監督作品のリリィ・シュシュのすべても同様に、
リリィ・シュシュという架空の歌手(Salyu)が重要な役割を占めており、
非常にクオリティが高い。
うーん、どうしても映画でストーリーと密接な関係を持つ楽曲となると、
バンドが中心に添えられたものに偏りがち。
もちろん盛り上げるための音楽、印象に残る挿入歌というレベルも含めれば
数限りない名曲・名作が多々あるのだが。
有名どころでいうとボディガードやトップガンみたいに。
でもちょっとここで挙げたいものとは違う感じがするので、
そういった話はまた別途で良いかな?…いいともー(棒