改めてナンバーガール
一般向けにも分かり易いネタとかを織り交ぜようと心掛けるも、
意外と趣味の洋楽やら比較的マニア向け邦楽ネタの方が
アクセスが多いという現実に驚愕なHatena Blog。
もっと自分に正直になれということか。
そんなこんなで今となっては懐かしいNUMBER GIRLの記事をピックアップ。
一般ピーポーには信じられないかもしれないが、
当時はくるり岸田の盟友だった向井秀徳。
その関係性は、80年代のデーモン小暮閣下と大槻ケンヂに近いかもしれない。
彼以上に孤高の天才という言葉が似合う日本人バンドマンはいない。(断言)
ソリッドなだけならミッシェルがいた。
ワイルドなだけならギターウルフがいた。
ロックを一般に普及できたのは椎名林檎だった。
邦楽ロックの幅を拡げたのはスーパーカーだった。
一人異質を放っている先駆者にはベンジーがいた。
ストイックな取り組みを続ける先駆者にはTOSHI-LOWがいた。
そんな時代の中でも、特異な存在だった向井秀徳。
メンバーにも恵まれたかもしれない。
でもそれは、上記バンドも同じだ。
…と、ここまで書いておきながら、
出てきた当初は向井秀徳なる生物が理解できなかった。
それ故に、理解した時、その存在の大きさは半端なかった。
後追いでも構わないと思う。是非改めて聴いて欲しい。
NUMBER GIRLとその後継となるZAZEN BOYSも。
更に興味があれば、今年解散した太平洋不知火楽団なんかも聞いてみて欲しい。
数あるフォロワー的バンドの中でも、本物の香りがした数少ないバンドだ。
※因みにその盟友であるオワリカラも素晴らしい。